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ハウルの動く城~愛は地球を救うの??~

ハウルの動く城

小学校にあがる頃、空き地に友達とガラクタを集めて
自分たちの「秘密基地」を作ろうとした。
勿論、ただゴミを集めただけで、「基地」なんて出来なかったけど・・・
でも、「基地」って言葉だけで、凄くわくわくした。
なんだか特別な事が起きそうで。
ハウルの「城」を見て、それを思い出した。

しかも、動くんだよ、ドアのプレート回すと色々なとことに行けるんだよ。
どこでもドアだよ~!!
最高!!
私も住みたいよ~!
足元の流れてゆく景色を眺めて感嘆のため息をつくソフィーに共感。
羨ましいぞ!!

*******************

18歳なのに90歳にされてしまうソフィー。
でも、これって「呪い」っていうより「素敵な魔法」だったりして。
だって、おばあちゃんになってからのほうが断然、楽しそうだぞ。
確かに少女の頃って、変に自意識過剰で自信がなかったりする。
肩肘張ったり、いじいじとしたり・・・
「もっと、自然にしてれば楽だったのに」と思う頃にはオバチャンになってるかも(コワ~)

愛情深くて、溌剌として、世話焼きのソフィー婆ちゃんに
マルクルもカブもヒンもカルシファーもすっかり懐いてしまう。
ちゃっかり、元・荒地の魔女もお世話になってるし。
賑やかで、楽しい擬似家族の出来上がり。
(って吉本ばななの世界か?)

そして、城の主であるハウル。
強大な力を持つ魔法使いで、美青年。
なんだかとっても凄くて、身を呈して守ってくれたりするけど
甘えん坊で、へなちょこで、子供。
あーぁ。こりゃ「おとぎの国のカサノヴァ」だよ。

ソフィーがハウルと初めて会ったとき
芥子粒ほどの乙女心が叫ぶ。
「どひー!王子様だよ!ひえーっ!!」
だって、嫌なナンパから救ってくれたのが
美青年で、変なおばけから二人で逃げてると
不意に空中に浮かび上がり、お散歩。
怖くてアタフタするとご親切にも「こうするんだ」と耳元で甘く囁き教えてくれます。
(キムタクの声が意外とマッチ。May beキムタクじゃなくて良かったよ。)
さすが昔、少女漫画の「キャラメル・フィーリング」を気に入ってらした宮崎監督。
(だだ、かなり昔の記憶なので間違ってたら本当にすいません)
乙女心にも精通していらっしゃる。

城の外では戦争が起きている。
ハウルも、協力するよう要請されるけど
どの国にも力は貸さない。
彼は戦争が大嫌い。
どうもしょっちゅう戦場には出かけるみたいだけど・・・

でも、自分たちだけ平和ではいられない。
終に、ソフィー達にも戦禍が降りかかる。

「守らなくてはならない者ができた。君だ。」と
言ってハウルは飛び立つ。
そのソフィーも守りたいものがある。
愛するハウル。そして大切な「家族」。
そして彼女は走り出す。

***************

正直、えっ?そんなので良いの?とか、
どうしてって思ったりするところもあるけど。
いいの。
楽しかったから。
そう、愛は地球を救うのだ。それでいいのだ。

それにしても、マルクルとカルシファーが可愛かったなぁ~。
美輪さんはすごい名演技だったし。(本当に素晴らしい)

ハウルをめぐる女性が全て「おばあちゃん」ってのは・・・・

いやぁ~。どんなに歳をとっても
芥子粒ほどの乙女心って残るものかも。
「良い男だね~」って笑った。いいよね。

かなり遅れて観にいきましたが
楽しかったです。
本当に。

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