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巌窟王~第二十一幕~

巌窟王~第二十一幕~

呪われし子。
母の腕に抱かれることも無く、祝福も名も与えられなかった。
呪われし子。
揺りかごの代わりに、棺を与えられ葬られた。

法廷で知る、カヴァルカンティの出生の秘密。

将来を約束された裁判官の愛人が産んだ子供は
ただただ、邪魔だった。

自らの犯した罪に怯え、死んだと思っていた我が子が目の前に現れ混乱の中
ヴィクトリアは呟く「坊や・・・私の赤ちゃん」
その時、彼女の脳裏に浮かんだのはカヴァルカンティとの情事・・・
なんという罪深さ・・・

暴かれる真実に、さしもの怜悧なヴィルフォールも動揺を隠し切れない。
口にしてはならない事まで口にしてしまうのだから・・・
追い詰められたヴィルフォールを抱きしめるカヴァルカンティ。
「会いたかったよ・・・父さん・・・さようなら」
突き刺さる、針。
ゆっくりと崩れ落ちるヴィルフォール。
響き渡るヴィクトリアの悲鳴。

憎しみこそが、カヴァルカンティの愛情。
棺に入れられた自分を包んでいた布、
それは唯一、父がくれた父と自分をつなぐもの。
そっと、ポケットにしまい再び牢獄に繋がれるカヴァルカンティ。
悲しいくらい穏やかな表情の彼。

闇に葬られた子は闇より現れ出でて、闇にまた戻って行った。
闇の中こそが彼の安住の地であるかのように・・

************

《これで、ひとり》

「オレはただエドモン・ダンテスという存在が邪魔だったんだよ!!理由なんかねぇ!!」

偽りの告発状で罪に落とした友エドモン・ダンテスが
今、モンテ・クリスト伯爵となってダングラールを追い詰める。

「喜べ!!お前が触れたものは全てが金塊になる」
金の亡者ダングラールには黄金の棺を。
宇宙の片隅で、金塊に囲まれ飢え、乾いて死を迎えることだろう。
(勿体無い~っ。金塊、ひとつ私に下さいな。新しいPCが買えるから!)

************

《これで、ひとり》

ベットに横たわるヴィルフォールの前に現れる伯爵。

ヴィルフォールが保身のために、人身御供として無実の罪に落とした男。
エドモン・ダンテス。

「かつて、その名で呼ばれた男はイフ城の牢獄で一度死に、巌窟王となって甦った。」
伯爵の額に浮かび上がる巌窟王の印。

お前を犯す毒は、脳を腐らせ断罪する手の及ばない世界に解き放ってくれる。
毒こそが、お前に与えられた恩寵。
法の僕ヴィルフォールは、法の翼に護られながら、ゆっくりと狂っていく。
彼の妻エロイーズのように・・・

《あと、ひとり》

伯爵の復讐はまだ終わらない・・・
**************

メルセデスはマルセイユを訪れ、エドモンの父の哀れな最期を知る。

エドモンが戻ってくることを信じ、エドモンの父を看病する若き日のメルセデスに
エドモンの父はやさしく言った。
「貴女はまだ、若い。老いぼれの世話などしてはいけないよ。さぁ、お行き。」と・・・

メルセデスの頬を涙が止めどなく流れる。
この悲しみは一生、彼女を責め苛むだろう。
彼女に罪はないけれど。
(ところで旦那はどうしたの?)

**************

「それでも、伯爵が全てを失う前に、どうしても伝えなくちゃならないことがある」

アルベールはもう、目を逸らさない。
もう、甘ったれた坊やには戻らない。(と、思いたい。頼むよホント)
もう一度、伯爵と向きあう。
彼を愛し、支えてくれた人たちの想いが後押ししてくれているはずだから。

**************

「簪のヒデっ!!」
不謹慎な私はそう思いました。(だって、テレ朝なんだもん・・)
あそこでヴィルフォールさん死んじゃったかと一瞬、びっくりした。

カヴァルカンティも切ないね。

前に、メルセデスについて結構、厳しいこと書いてしまったけど、
ちょっと、あれは良くなかったです。
浅はかですね。
旦那も家族にコンタクトをとってないかもしれないし・・・

いよいよ、あと三幕・・・・
ナチュラル・ボーン・ボンチのアルベールも大人になれたかな?
(じゃないと、フランツ犬死だぞ!!がんばれ!!)

ところでフェルナンはどうしてるんじゃ?と思っていたら
あの予告!!
ち・血迷い過ぎだよ~!!
あぁ、世界遺産がぁっっ!!
伯爵!止めて!人類の為に!!
こんなことなら、パリに行ったとき凱旋門、見ときゃ良かった!!
(あっ、違うか・・・)

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