「先輩のピアノ、本物のオーケストラみたいでした♪最高に幸せです♪♪」
オーケストラとラフマニノフを弾きたいと言うのだめ。
千秋の伴奏でラフマニノフを弾くのだめの演奏は相変わらずのひとりよがり。
ラフマニノフの難曲を通常では考えられないくらい早いテンポで弾くことが出来るほどのテクニックを持つのに・・・・
「ちゃんと合わせてやるから、俺の音を聞け!!」
ようやく千秋の声にならない言葉がのだめに届く。
二人の演奏はそこに居合わせた者達を驚かせるようなものだったのだけど、思う存分ラフマニノフを弾いたのだめはすっかり満足し、もうオケとのコンチェルトなんてどうでもいいような風情。
「のだめ・・・それでいいのか?」
*****
千秋とのだめの演奏を聴いた彩子の耳に入ってくるのは二人が付き合ってるらしいという、学生達の噂話。
そのうえ、自分に対する悪口まで立ち聞きしてしまう。
「私、ドラベッラやる時 彼女の真似してやったんだ」
あんなベタベタしたドラベッラ・・・・菅沼さんのドラベッラをそう批評したのは他ならぬ彩子自身。
その言葉が今度は自分を突き刺すことになる。
誰と付き合ってもどうしても千秋と比べてしまう。(イミテーションゴールドみたい・・・古っ!!)
千秋の活躍を見ると、ついつい心が揺れてしまう。
でも・・・・
それが女ってものだろう?
「もう一度、手に入れたかった・・・・。悪い??悪いかっ!!コンチクショーっ!!」
表面だけの奇麗事では無く、本当の自分の気持ちにちゃんと気付いたのだからきっと彩子は良い歌い手になるに違いない。
「君、凄く綺麗だ・・・・・声が」
そう言ってくれた千秋は傍にいないけど・・・・
しかし、間を置いて「声が」って付け加えるなんて笑っちゃったよ。俺様って・・・・・
*****
音楽記者の佐久間達と話をすることになった千秋。
自分の記事が載った雑誌を見せられるが
これがピンナップ付きの雑誌で・・・・
いや~、これは結構恥ずかしいピンナップだよね。うへぇ~。
そのうえ佐久間の修飾語過剰な文章が追い討ちをかけるんですけど・・・・しかもゲーテのパクリだし・・・(いや、正直聞くに堪えん・・・笑っちゃって・・・)
「僕は海外に出る予定もコンクールに出る予定も無いんですけど・・・」
という千秋の言葉に再び、ポエマー佐久間の修飾語過剰魂が燃え上がる!!(「えっ!?嘘っ!?」「来たっ!!」と言うマナブとケエコのコンビに爆笑)
結局、せっかく会えた千秋を怒らすことに・・・・
「その詩がいけなかったんじゃないですか??」
まぁね。それもきっとあるよね。
佐久間ってきっと交換日記とかしたら「修飾語過剰で気持ち悪いっ!!」って女の子に振られるタイプだね。きっと。(本人は大真面目なんだけどさ・・・)
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将来は幼稚園の先生になりたいと言うのだめに千秋は呆れる。
「いくらデタラメでもあれだけ出来るのに、なんでもっと上を目指さないんだ!」
それは自分将来を心配してくれた佐久間達と同じ言葉・・・・
千秋の望む将来は???
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バレンタインに商店街の福引で当たったチョコはいかんでしょう、のだめ。
しかも、カズオだし。(笑った)
それにしても、みんなSオケが大好きだったんだね。
音楽を学んでいるからって誰もが演奏者になれるものじゃないのも辛いところだけど・・・・(あぁ、真澄ちゃん良かったね!!おめでとう!!)
菅沼さんも結構、意地悪いじゃないですか。お互い様ってとこですね。
私は「それが女ってものだろう?」といった図太さは嫌いじゃないですよ。
彩子のようなタイプも嫌いじゃないし。(友達にはなれないだろうけど)
それにしても、中華屋なのになぜか「クラブハウスサンドとエスプッレソ」(裏メニュー?)も普通に出してくる裏軒の峰パパが一番気になりますね。毎度のことながら。
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