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0歳人、1歳人、2歳人

私は昔からあまりシャーロック・ホームズが好きではありません。

「初歩的な問題だよ、ワトソン君」

などと言っているのを読むと

「うへぇ~、よくこんな事言えるな~」

と辟易する始末。

以前、ある友人にそのことを話すと

「そう?ホームズのああいうとこ大好き!格好良い!!」

と答えました。

「まぁ、人それぞれだからね。面白いな~。それにしても、私はなんでホームズが好きではないのかな?」

と不思議に思っていました。

で木田恵子さんの本(昔のことでタイトルとか忘れたんですが、確か対談形式の本だった)を読んでその理由が分かりました。

「そうか、私は基本的に0歳人だからホームズが苦手というか、ホームズに対して共感できないのか」と。

*****

木田恵子のオリジナルの性格分類として「0歳人、1歳人、2歳人」というのがあります。

0歳人というのは胎児から六ヶ月くらいの間で胎内の状況、出生、授乳の段階の扱われ方によって分裂気質が出来上がってくるそうで・・・

1歳人は歯が生えて噛むようになり離乳を中心に排泄のしつけ前期くらいまでで、パラノイア気質(または喝采症候群)が構成され、

2歳人は排泄のしつけの仕上げに係わってくる時期でここで躁鬱気質が構成されるいうもの。

これはフロイトの説を基本としたもので、色々な人の性格あるいは性向というものは大雑把に分けてこの3つが根底にあるということらしいです。

もちろん、皆が明確にこの3タイプに分かれるものではなく0歳人に1歳人がかかっていたり、1歳人に0歳人がかかっていたりすることもあるわけです。

で、これを読んで「あぁ、ホームズって1歳人なんだな。で、私の基本的な気質は0歳人だからホームズに共感できないんだな」と分かりました。

外界と自分を切り離して考え(これが行き過ぎると閉じこもり妄想的になるので注意が必要)、基本的に受身な0歳人にとって

「初歩的なことだよ!ワトソンくん!」と言う「どーよ俺って!」と言った感じのホームズはちょっと共感し難い。

名探偵ものは面白いから読んでいたけど、主人公があまり好きでなかったのは彼等の大多数が喝采症候群だったからなんですね。(私の灰色の脳細胞がっ!!もこれだな~)

反対に、0歳人的な金田一耕介は共感できたりするわけです。

もちろん、1歳人だからいけないというわけではなく、1歳人の場合は努力家だし周囲が受け入れてくれる環境であれば自分の持つ能力をどんどん伸ばせていける人たちなんでしょうし、

2歳人(躁鬱気質)なら2歳人で能動的で活発だったりするので社会的に成功しやすかったりするんでしょう。

要は自分の持つ気質を上手に成熟させていくか、未成熟に終わらせてしまうかということが問題で、この0歳人、1歳人、2歳人という考え方は非常に面白かったですね。

ただ、15年くらい前(確か)にこれを読んで

「これから益々、物騒な世の中になるだろうな」

と思ったけど、実際に想像したしたまんまになっているのが実に恐ろしい・・・・

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