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東京タワー

違反な映画だなと思いました。

「この春(ま、秋でも冬でもいいけど)一番泣ける映画」なんて煽り文句が嫌いな私でも「こりゃぁ~泣くな」と。

オーバーな演技やわざとらしい演出もなく真面目に誠実に作られた映画で好感がもてるし、素直に見れる良い作品ですね。

オカンの愛情の深さに胸が痛みます。

オカンが必死に働いたお金を使い込みグータラ学生をしていた息子には呆れたけど、オカンにとっては可愛い息子。

息子が進学すれば嬉しい。

息子の卒業証書はなにより大切な宝物。

息子の友人も彼女も好きで好きでしかたない。

いつもいつも子供の健康や幸せばかりを祈る。

もしかしたらオカンは自分の体も命も息子の為に使い切ったのかもしれないなと思いました。

お疲れさま・・・・ゆっくり休んでね。

見終わってそう思いました。

*****

それにしても、オダギリジョーは凄いですね。

びっくりしたのは全身ピンクなどという奇抜な格好が似合っちゃうんですから。

靴下もピンクですよ~。

凄いな~。

オダギリ・マジックだ。

しかも全然似ていないのに、映画を見てるうちに段々リリー・フランキーに見えてきましたよ。

これもオダギリ・マジック??

オダギリジョーの演技をちゃんと見るのは初めてだけど(たぶん)、

語り口調のソフトさと抑えた演技は素敵でした。

樹木希林の上手さは言うまでもありませんが(私なんぞに言われたくも無いでしょうが)、内田也哉子も好演でした。

で、なによりビックリだったのは小林薫ですよ!!

本当に凄い!

彼だけがずっと変わらず若い頃から演じてるんですけど、どれも違和感が全く無い!

ひえ~っ!!若い頃のオトンが特殊メイクなのか老けたオトンが特殊メイクなのか??

役者ですね~。大したものです。

今回、これが一番びっくりしましたね。

映画自体は面白かったです。

結構、長い映画でしたが全く長く感じられませんでしたから。(上映が終わって外に出てあまりに時間が経っていたのでビックリしたくらい)

さて、先日

「男の人はみんな彼女や奥さんにお母さんを求めてるんですよ」と友人が言っていましたが、個人的には嬉しくないですね。

「お母さんでいられる相手は自分の子供にたいしてだけだって!」

少なくとも私はそうですね。

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Comments

コメントありがとうございます!
この数日、腕と肩と背中を痛めてしまった為にお返事が遅くなりました。
「東京タワー」良かったですよ。
きちんと背筋を伸ばして、誠実に作った映画という感じでした。

小林薫も良かったです。
私の彼のイメージは昔NHKでやっていた「銀河テレビ小説」の「青春戯画集」の日本画家役と同じNHKでやっていた「日本の面影」(大好きな小泉八雲のドラマで、ジョージ・チャキリスがキャスティングされていた)の西田先生役なんですが、ユーモラスな役もいいですね。

そろそろ映画に行きましょうね。

Posted by: すい | May 17, 2007 at 11:04 PM

こんにちは、連休終わってしまいましたね。
「東京タワー」、観たいなとは思うのですが、涙のつぼに入ってしまいそうで、躊躇しています。(なんせ、原作読んでボロ泣きしてしまった)
オトンの役は単発ドラマでは蟹江敬三がやっていたけど、役者としては演じがいのある面白い役だと思います。そうですか、小林薫ですか。彼はシリアスな役もかっこいいけど、実は喜劇とか、ちょっとちゃらんぽらんな人間やるといいんですよね。実はファンです。

「男は女性に母親を求める。」云々はすいさんに同感、たしかに「やってられんよ!」

Posted by: TOEN | May 14, 2007 at 12:40 PM

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