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NOW & THEN

先日、「ビデオデッキ哀歌」をブログに書いてる時に頭に浮かんだのが、

カーペンターズの「イエスタディ・ワンス・モア」

でした。(あ~、良い曲だな~)

まぁ、大学時代に格安寮に住んでいたのおかげで生活費があまり掛からなかったから、せっせと貯金してテレビデオを買ったんです。

それまで十ヶ月以上、テレビの無い生活してましたけど実家でもあんまり見なかったし不自由は無かったんですが、どうしてもビデオが欲しかったんです。

というのも、京大の近くのレンタルビデオ屋を覗いたらそこには古い映画がたくさん置いてあったからです。

あれは結構、驚愕のラインナップでした。(「ドグラ・マグラ」まであった・・・)

それまで私は淀川長治さんの著書を読み「あぁ、この古い映画が見たい、見たい、でも見れない・・・・」と半ば諦めかけていたんです。古い映画を置いてあるレンタル屋はありませんでしたから。

その見たい映画達が京大近くのレンタルビデオ屋にあったんですから。

私にとってそこは図書館と並ぶ宝の島に見えました。

ビデオを買ってから、週末に2本、余裕がある時は3本程そこで映画を借りました。(平日は見る暇なんぞ全くなかった)

「素晴らしき哉、人生」「ポケット一杯の幸福」「群集」「スミス都へ行く」「或夜の出来事」・・・大好きなキャプラ!なぜか「我が家の楽園」だけが置いてなくて、あれはまだ未見なんです。それにしても、キャプラの映画を見てどれだけ笑って泣いたことか・・・・

勿論、他にもたくさん!

「美女と教授」(この作品といいオペラハットといい、こういう役をやらせるとゲーリー・クーパーは実にはまる)、「いちごブロンド」、「赤ちゃん教育」(あぁ、これ好きだな~。素敵なスクリューボール・コメディだったな)「つばさ」「散りゆく花」「アフリカの女王」「花咲ける騎士道」などなど、タイトルを挙げたらキリが無いくらい。

日本映画もなかなかで、清水宏監督の「簪」と「按摩と女」を見たのはちょっとした自慢です。(エッチな映画ではありませんよ。たまにポルノと勘違いする輩がいてね。良く出来た人情喜劇です)

フランス映画や中国・香港映画もかなり借りましたね~。

カサベテス監督の「こわれゆく女」(名作!、ジーナは奇跡)、「グロリア」も借りたっけ。

土曜の夜、最後の授業を終えて自転車に乗ってレンタル屋に行き、映画のタイトルを眺めていると目が眩むほど幸福な気持ちになれました。

「こんなに贅沢で幸せでいいんだろうか?バチがあたるんじゃないだろうか?」

と思うくらいに。

こうしてタイトルひとつひとつ思い出してみると、久しく会わなかった友達を思い出すようで・・・・私はどの映画も大好きでした。

今は色々な映像がYOUTUBEなどで見れる時代ですが、レンタル屋で長い間探していた映画達に会えた喜びは今思い出しても胸が熱くなります。

ま、単なる感傷ですけどね(笑)。

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