ベアナックルってさ、馬じゃないよね
だって確か足を組んで、タバコ吸って、記者会見(←たぶん)で
「ヒクソン・グレイシーが・・・・」
なんて言ってるんだもん(笑)
ま、マキバオーも馬には見えなかったけど。
カバだと思ったよ、最初。
カスケードは馬でしたけどね、ちゃんと。
*****
さて、
実家にいるラブラドールは今年の6月で14歳になります。
もう立派なお爺ちゃん犬ですね。
体は白くなったけど(彼はイエロー・ラブラドール)
年齢の割には、頭も体もしっかりしています。
ヤンチャだった仔犬の頃はともかく(仔犬の頃は悪魔のように悪かった)
性格も穏やかで、よく私たちの言う事も分かってくれて、
まったく手がかからない。
3年前に拾って来た後輩犬が、彼のご飯を横取りしても、
ふざけて噛み付いてきても、ジッと我慢していて
なかなか見上げたやつです。
後輩犬のほうは、陽気でオテンバの甘えん坊で(笑)
憎めない可愛い娘なんですけどね。
で、そのラブラドールの話。
実家から歩いて一時間くらいのところに乗馬クラブがあるのですが、
彼がまだ若い頃に時々そこへ馬を見に行っていました。
と言うのも、彼(犬)が馬を見るのが好きだったからです(私や母も好きだが)。
犬のくせに馬が好き??
と思われるかもしれませんが、本当です(笑)
彼がまだ若犬だった頃に馬が見えるところ(あまり近いと馬が興奮するので、やや離れたところ)へ連れって行ったのが始まり。
彼がむやみに興奮したり、吠えたりしない犬だと分かっていたので
離れたところで見るなら大丈夫と判断したので連れて行きました。
(彼が吠えるのは家に知らない人が近づいた時と我々を呼ぶ時くらい)
今でも、あの時の彼の表情を覚えています。
馬を見た途端に彼は目を丸くして母と私の顔を
「なに?あれ?」
と尋ねるように交互に見ました。
(彼がこんな表情をしたのは、生まれて初めて鏡を見た時と
生まれて初めて雪を見た時だった)
すると母は
「はんちゃん(犬の名前)、お座りして。お馬、お馬」
と馬を指差し、教えました。
彼はお座りをして、時折風に乗って流れてくる馬の匂いを嗅ぎ
シッポを左右に振りながら全神経を集中して馬を見ていました。
何度か母と私の顔を見上げるのでその度に二人で
「お馬、お馬」
と教えました。端から見たら酔狂な馬鹿親子に見えたでしょう(笑)
実際、馬鹿だからいいけど。
10分以上、そうやって馬を見ていたのですが我々もいい加減厭きてきたので
犬を連れてその場を立ち去る事にしました。
彼は、まだ見たかったようですが(だって、ガッカリしてシッポが下がっていたから)。
数日後、
散歩中にその乗馬クラブの近くに来たので
「そう言えば先週、馬見たね」
と母と話していると
“馬”という単語に反応した犬が私と母をの顔を見て
グイグイと乗馬クラブのほうに行こうとしました。
こういう自分に都合の良い事は一度で覚えてしまう困った犬です。
「仕方ないな、じゃ足をのばして馬を見に行こうか」
と言い、乗馬クラブへ行く事にしました。
が、残念ながらその日は乗馬のレッスンをしていなかったので馬がいませんでしたが(笑)
それ以来、時々馬を見に片道1時間かけて乗馬クラブに足を運びました。
彼はいつもシッポを振りながら厭きずに馬を見ていました。
最近は、犬がお爺さんになったので馬を見にいっていないですね。
老犬にあの距離は少々辛いので。
丁度、今頃の時期に初めて馬を見に行ったので、また見せたいなと思っていますが・・・
今度はオテンバ姫も一緒ですからね(一頭だけ連れてお留守番させるわけにはいかない)
あの娘は陽気でオテンバだけど臆病だから馬を見たら吠えてしまう可能性があるので、
ちょっと無理でしょうね。
八重桜が咲く頃や馬を見たりすると必ず
目を真ん丸にして、嬉しそうにシッポを振り厭きる事無く馬を見ていた
若犬だった半兵衛の姿が目に浮かびます。
もう一度、見せたいな〜。
カスケードやマキバオーやベアナックルみたいな馬でいいから見せたいな。
って、あんな馬はいないか(笑)
ちなみにウチのラブラドールの名前、半兵衛は豊臣秀吉の軍師だった竹中半兵衛から頂いております。
名付けたのは私。(立派な名前だ!ありがたく思え〜!!)
オテンバ姫のほうは風香ですね。
これは父と母の合作(笑)
「あんただったらどんな名前にした?」
とオテンバ姫がやって来た時に母に聞かれたので
「五郎八」
と答えると
「大河かっ!!」って突っ込まれました。
ま「五郎八姫」って政宗の娘の名前だもんね〜(笑)
でも、きっと獣医さんに
「ごろはち」って呼ばれてしまうんだろうな〜。
女の子なのに。良かったよ風香で(笑)
私の好きな歴史上の人物は秀吉でも半兵衛でも政宗でもなくて
平清盛なんですけどね(笑)
清盛ってなんだか呼びにくいから、使えないんですよね。




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