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詰めが甘かったな

夫が13日ぶりに家に帰って来ました。
と言っても別に失踪していたとかではなくて海外出張から戻って来ただけです。

帰るコールをする時にいつも「今日のご飯何?」と聞く夫ですが、
昨日、「今、飛行機に乗るところ。帰った時の晩ご飯は何??」と国際電話で聞いてきた時はさすがに呆れました。
あんたの頭の中は「ご飯何?」しかないのか〜!!
川原泉の「食欲魔人シリーズ」じゃないんだからさ〜。

ちなみに彼はカレーも大好きで
「毎日カレーでもいいよ!ワシ、黄レンジャーだから
毎日カレーか・・・・そりゃ、ワシは毎日カレーでもいいかもしれないけど私は遠慮します。
白目が黄色くなっちゃうよ〜。

ま、とりあえずキノコの炊き込みご飯(貝柱入り)と豚汁と刺身を用意しました。
ふふふ、たっぷりと作ったからこれで二日は保つな(刺身以外)。
口から出るほど食べるがいい。
明日(あっ、もう今日だ)の晩ご飯の準備が楽だ。

で、ご飯以外に夫が心配していたのが
るりさんに忘れられてしまう事でした。

ま、二週間近く留守しましたからね。

が、るりさんはしっかり覚えていて大喜びで夫に飛びついて行きました。
そして肩の上を走り回り、耳たぶを甘噛みしたり大騒ぎ。
夫は「可愛いのう〜♡顎の間にるりさんを挟んでギュ〜っしたい♡♡」
と鼻の下を伸ばしておりました。
るりさん・・・恐ろしい子・・・

で、要領の良いるりさんは暫く夫に甘えた後、
私のほうに飛んで来てクチバシで私の鼻を軽く咬んだり突いたりしておりました。
まんべんなく愛想を振りまきおって・・・ぬかりないなぁ〜、るりさんは・・・

このままなら可愛いインコで終わるところですが、興奮したるりさんはその後いつも以上にティラノになり、私の耳の穴に足を突っ込んできたり(爪が刺さってイタイ)、夫のヒゲを毟ろうとしたりしていました。

るりさん、詰めが甘いな。

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で、その表情、そのポーズは何ですか?
港で格好つける海の男ですか?

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今日は“彼の日”でしたね

なかなか楽しかったNHK杯。
今日の男子SPは生で見ようと思っていたのですが、体調が悪く寝込んでいたので途中からになってしまいました。
なんとか羽生選手から見れましたが。

無良選手が見れなかった。残念。
が、NHKオンデマンドで見ました。
豪快な四回転!いいですね。
次は表彰台に上がれるといいですね。

今回出場した日本人男子選手全員四回転を跳んだのですから今から全日本が楽しみになってきましたよ〜!!
織田選手や小塚選手もウカウカしていられないでしょうね。

安心して見ていられる高橋選手。
SPの時の桃色な雰囲気に笑ってしまいました。
女性のお客さんのキャ〜♡♡♡が乱れ飛んでいて。
SP、FS共にラテンなので滑り込んだら非常に濃いプログラムになるんでしょうね。
ご自分を分かってらっしゃる。
シーズンの終わりにどうなっている(どれだけ暑苦しくなってる)か楽しみです。

羽生選手、表彰台に手は届かなかったけど素晴らしいシニア・デビューでした。
初めて見た時はまだ小さな男の子って感じだったけど立派になりましたね。
エレガントな演技をする選手です。
EXはスピーディーで力強いけど。
FSの衣装はウィアー選手がデザインしてくれたものと聞いて成る程と思いました。

アボット選手は逞しくなりましたね。
端正なスケートをする良い選手だなと思います。
私は彼のスケート好きなんですよ。
特に今回はSPが好き。
北米選手らしい選手ですよね。

アモディオ選手は楽しくていいですよ。
欧州の男子選手だなって思います。
個性が強いって素晴らしい。
シュルタイス選手も個性的だし。

女子は村上選手の3ー3!!
素晴らしい!!
溌剌とした彼女もこれから色々たいへんだったり楽しかったりあると思うけど、強くしなやかな選手になってほしいですね。
おめでとうございます。

コストナー選手は本当に美しいスケーターですね。
今季のSP、好きだな〜。
あの素晴らしい3ー3を見せて欲しいです。
本当に高くて質の良いジャンプですから。
スケーティング、ステップ、スパイラルなどの他の要素は実に美しいので見てて楽しい選手です。
今季は彼女の笑顔たくさん見れると嬉しいですね。

フラット選手はバランスの取れた良い選手だなと思います。
彼女の演技はなんだか見ていてホッとしますね。
彼女も北米選手らしい選手だと思います。

ペアの高橋&トラン組も良かったです。
暫く見ないうちに大人になったな〜と思いました。
これからまた変わっていくんでしょうね。
良いペアになってほしいですね。
銅メダルおめでとうございます。

リード組は所作が前よりずっと綺麗になりましたね。
アイスダンスも強豪が多いから上位に入っていくのはたいへんだと思うけど良い演技が出来るといいですね。

ペアの庞清&佟 健組は本当に素晴らしい演技。
素晴らしいものは素晴らしいと思いますよ。

ザッとこんなところなんですが
やっぱりNHK杯は“豊の部屋”があってこそ!!
と思いましたよ!!
去年は樋口先生が海外に行っていたから無くてガッカリした覚えが・・・・
今年は楽しみに待っていて良かった!!

浅田選手がお部屋に来た時に樋口先生が涙ぐみながら
「大丈夫!絶対(ジャンプは)治るから!!」
と言った時は思わずホロリとしましたよ。
もう先生ったら・・・でも、浅田選手はしっかりしていたし
あの“鐘”を自分のものにした彼女だからきっと大丈夫でしょう。
本当にもう先生ったら・・・。

で、後はいつもの“豊の部屋”で和気あいあいでホノボノして楽しかったです。
コストナー選手も先生に慣れたかな?
太田さんも優しくほんわかしていて師弟で和ませてくれるわ〜。
いや〜、豊の部屋最高!
先生、いつまでもお元気で。

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眼福、眼福♡

「全般的に点数が低いな〜」
と思ったNHK杯。
ルールが変わり、初めてのコンペだからでしょうか。

シーズンの始めは調整中って感じだからのんびりした気持ちで見ています。

それにしても女子いいわ〜
村上選手は溌剌として可愛いし♡コストナー選手は手足が長くて素敵だし(良い笑顔だったよ)♡浅田選手も本当に綺麗になったし♡コルピ選手なんてさ背中に羽を付けたらまんま“ティンカーベル”ですよ♡なんつー実写板ディズニー♡
みんな可愛いわ♡綺麗だわ♡
世界選手権までにみんな今のプログラムを滑り込んで磨きをかけて欲しいわ♡
と、テレビの前で♡が乱れ飛びました。
はぁ〜、幸せ♡幸せ♡

あ〜寿命が延びる〜!!今日で五年は延びたな。

明日も楽しもう!!

あと、刈屋アナがなんだか某・民放ポエム・アナみたいになってきてるのがなんだかな〜って感じです。
確かに、私もコルピ選手が笑顔で手を差し出してるのを見てついテレビに向かって手を伸ばしそうになったけど。綺麗じゃ〜。
が、ポエム・アナはいらん!!

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しくじりッチメント

仕事に出かける時、ひとりでお留守番はさみしかろうと思いケージの中にるりさんのお気に入りのオモチャやおやつを入れておきます。

オモチャは7日〜10日の間に入れ替えます。
おやつは青菜とかニンジンとかゴマをチョットだけ入れたりします。

ゴマはそこそこ好きみたいですが、青菜やニンジンなどは恐ろしい敵と思っているようで入れた途端、ギャっ!ギャっ!ビビリながらケージの底にたたき落としてしまいます。
チットは食べていただきたいものです。

挙げ句、青菜の上に幾つか“いいもの”を落としていたりするので
「あのさ〜、るりさん。健康のために食べてくれ〜。それと今、野菜結構高いんだぜ〜。」
と愚痴りたくなります。
この間、るりさんはビャっ!ビャっ!と鳴きながら頭を足でつかんで
「頭をカキカキせいや〜!!」
と私に命じるだけでございます。
親の心、子(鳥)知らずとはこのこと・・・・(そう言いながら結局下僕の私は頭をカキカキするのであった・・・・)

そんなるりさんの大好物は“粟穂”。
なのでお留守番用おやつにこれを入れたりします。

さて、オモチャも少々使い回してきたなと思ったので私のお手製のオモチャに入った粟穂をケージに入れて出社することにしました。

そのオモチャとは短冊切りにした紙の束の中に粟穂を隠したものです。
つまり

  1. 紙切り大好きなるりさんが朝の放鳥後ケージに入ると見慣れない紙の束がぶら下がっているのを見つける。
  2. 「おっ!なんだアレ?紙か?よしバラバラにしたる!!」
  3. 「あれ???紙の束の間から何か出てきたぞ!!」
  4. 「わ〜い!!粟穂や〜♪♡やった〜♪♡」

となるはずだったんですよ。
所謂、“エンリッチメント”ってやつ。

が、放鳥の終盤、ケージの前でゴソゴソしている私を目敏いるりさんが見逃すはずはなく、
「なんじゃ?なんじゃ?」
と飛んで来て無理矢理ケージの中に入ってきました。
(いつもは入るの渋るくせに〜)
焦った私は迂闊(と言うか単に不器用)にも紙の間に粟穂を隠す事が出来ず、ピョコンと粟穂を外に飛び出させてしまいました。
と、るりさんは速攻で粟穂に食いついたのです・・・・

あぁ〜っ、しくじった〜(涙)

目を吊り上げモリモリ粟穂を頬張る るりさん・・・・
今更取り上げて設置し直してもるりさんが激怒するだけだし・・・・いいよ、もうそのまま食べてくれ・・・・

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粟穂や〜っ!!

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わーい!!

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もう、誰にも手出しはさせん!!モリモリ。
(いつもは丸目だが興奮のあまりつり目に・・・)

エンリッチメントの意味ないじゃん
トホホ。

でも、粟穂を食べ終わった後に短冊をバラバラして遊んでくれたらそれでいい
と思いながら家を出ました。
(その間るりさんは一心不乱に粟穂を召し上がっておいでになり、私に目もくれませんでしたよ・・・ええ)

で、帰宅すると吊るしていた短冊はそのままで粟穂は綺麗に食べ尽くされ茎までバラバラになっており、なぜか床に敷いている新聞紙が“るりさんシュレッダー”の餌食となって切り刻まれておりました。

短冊・・・・気に入らなかったのか・・・・

それにしても、頭隠して尻隠さずって感じになっちゃったな、お手製のオモチャ。

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こんな感じ・・・・って、るりさんに実践されてもね・・・・
不器用な私が悪いんですよ〜ええ。

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瞳の奥の秘密

妻を殺された時から、彼の時間は止まってしまった

ベンハミンは25年前に自身が関わった殺人事件を小説にしようとしていた。
それは結婚してまだ間もない銀行員モラレスの妻リリアナが自宅で暴行され挙げ句の果てに殺されてしまった事件だった。

かつての職場を訪れ、事件当時上司で現在は検事となったイレーネと再会し彼女にあの事件を小説にするのだと告げるベンハミン。
イレーネもまたこの無惨な事件に深く関わっていたいたのだ。

過去と現在が交差し次第に事件の核心に迫っていく。

*****

罪と罰そして25年にわたる情熱を描いた秀作である。

確実に前に進んでいる“現在”、虚しさが支配する“過去”そしてベンハミンの視点で描かれている小説という“もう一つの過去”で描かれる構成は見事だと思う。
特にベンハミンの小説として語られる過去は「ありのままの事実というより彼の主観だからはたしてこれで正しいのだろうか?」と見ている我々に思わせるためか良い緊張感が続くので、上手い作りだなと感心した。

映画の中で語られる台詞のひとつひとつが、登場人物の行動や仕草が、そして言葉よりも雄弁な彼等のまなざしが伏線となって物語を進め纏めていくのが素晴らしい。
物語というのはこうでなくてはいけない。

*****

結婚したばかりの若く美しい妻を殺された銀行員モラレスは一向に進展しない捜査とは別に自分で犯人を捕まえようと一年もの間毎日欠かさず駅を見張っていた。
「ブエノスアイレスに犯人がいるなら必ず電車を使うはずだから」と。
そしてモラレスはベンハミンにこう告げた
「犯人を死刑にする?注射ひとつで楽になるなんてとんでもない。私が望むことはただ一つ。犯人が残りの人生を虚無の中で過ごす事だけです。暴行殺人は終身刑なんですよね。」
そのモラレスのためにベンハミンはどんな事をしてでも犯人を見つけ出そうと決意し、アル中の部下ペドロとともに犯人を追いつめていく。

証拠は何もないけれどベンハミンには犯人の目星がついていた。
それはモラレスの家で目にした写真に写っていたリリアナを見つめる男ゴメス。
写真の中で決して手が届かない女性を恋い焦がれて見つめるゴメスの眼差しを見てベンハミンは彼が犯人だと確信する。

なぜなら彼もまた上司であるイレーネに恋をしているから。

けれども、上流階級出身で大学卒業したイレーネ(一方ベンハミンは高卒のたたきあげで身分も彼女と釣り合わない)にベンハミンは告白するどころか気の利いた事さえ言えずただ雄弁なその眼差しを彼女に向けるだけ。
イレーネはイレーネでベンハミンを想いを寄せながら婚約者がいるためか、ただベンハミンの告白を待っているだけだった。

社会的な立場が釣り合わないために想いを告げることが出来ない男と全ての壁を壊して男が想いを告げてくれるのを待っている女の切ないことと言ったら。

モラレスの無念を思い無茶な捜査をしていたベンハミンとペドロだがようやくその苦労が報われる日がやってきた。

ここまで見てきてアルゼンチンの司法の適当さ(犯人を捏ち上げるとか)、明らかに権限を越えた捜査をするベンハミンたちに「南米はアバウトだからかな〜」などと思ってしまいそうになったが、1970年代のアルゼンチンという国を考えるとこれは当然あることだなと気付いた。

知識の無い私(お恥ずかしいことです)はこの時代のアルゼンチンがどんな国だったか少しだけしかと言うか殆ど知らないが、とんでもない政治が行われていたことは知っている。
なんせ2万人が“蒸発”してしまう国だったのだから(今もどこぞの国でもやっているかもしれないが)。
軍事政権の元で黒も白となってしまう時代。(冷戦時代に南米であの国やらなんやらが何をしていたかなんて想像するのも恐ろしい・・・・)
そしてそれが後にとんでもない悲劇を引き起こすことになるとはこの時は想像しなかった。

いまだ駅で犯人の姿を探すモラレスの元に犯人を捕まえたと報告にいくベンハミンの姿を見てホッと安堵したのも束の間、モラレスが何気に見ていたニュース映像の中にゴメスの姿が映し出されたのだ。しかも要人のSPとして

その報告を聞いたベンハミンと彼の上司であるイレーネはゴメスを牢獄に戻すべくかつての同僚(犯人を捏ち上げてベンハミン達のいる裁判所から追出された男)の元へ向かった。
そこで知ったのはゴメスが刑務所の中で二重スパイとして活躍し、その功績により恩赦を受け出所し、その有能さを買われSPに取り立てられたという事実。
ゴメスは現政権において有能な人物とされ、もはやベンハミン達には手出しができなくなってしまったのである。

軍事政権の元、その政権を維持する為ならどんな犯罪者も悪人も利用できるものは利用する。いや、それは軍事政権だけがしていることでは無いだろう(国だけではなくどこぞの○○の大本山もきな臭い気がするのはきっと気のせい・・・)。
黒を白としてしまう権力の前では司法に携わる者でさえ無力なのだ。

そして悲劇は続く。

ゴメスのベンハミンとイレーネに対する無言の恫喝。

ベンハミンの家で殺されてしまったペドロ。

上流階級のイレーネに危害が及ぶ可能性は低いがベンハミンは違う。
権力を後ろ盾につけたゴメスにとっては格好の獲物だ。
イレーネはベンハミンを別の街に逃がし、逃亡先に新しい仕事を用意した。

社会的に釣り合わないと分かっていても諦めきれずに気持ちを打ち明けようと、それを受け入れようとしていた二人に降り掛かってきた、ペドロの死とゴメスの脅威。
「オレの人生の全てがここにあるのに」
と訴えるベンハミンを列車に乗るように説得するイレーネ。
想いを打ち明けることはないまま雄弁な眼差しを交わすだけの駅の別れ。

*****

ベンハミンが小説に書いたのはそこまでだった。

自分と間違われて殺されてしまったペドロ(ゴメスはペドロの事を知らない)に対する罪悪感、力及ばずゴメスを逃がしてしまったやり切れなさ、25年経ても消える事の無いイレーネに対する想い・・・・それらがこの小説には描かれているが確かめずにはおれないことがベンハミンにはあった。
それは観客である我々も同じだ。

ゴメスが法の網から逃れてしまったことをモラレスに告げた時に彼はこう言ったのだ。
「貴方には感謝しています。おかげでここまで辿り着けた。この借りをいつかお返しすることもあるでしょう」と。
見ている間この言葉ともう一つのモラレスの言葉がずっと気になってしかたなかった。

ベンハミンは今は判事まで出世したイレーネの協力のもと現在のモラレスの居所を突き止め彼に会いに行く。
そこでベンハミンが見たものとは・・・・

再会したベンハミンにモラレスは何度か「忘れたほうがいい」と告げる。
忘れる?リリアナとの記憶が薄れてしまうことをあれほど恐れた男が?
忘れる?いまだにリリアナの写真を飾っているのに?
モラレスは言ったではないか
「注射ひとつで楽になるなんてとんでもない。私が望むことは・・・」
と。

死刑制度についてどう思うかと聞かれれば「必要だろう」と答える。
が、「残りの人生を虚無の中で過ごさせる」ことが被害者の家族の願いならそれも刑罰としてあってもいいと思う。
モラレスのしたことを誰が責められるだろうか?
リリアナは暴行されることによって何度も心を殺され、暴力によって体を痛めつけられ、命さえも奪われてしまったのだ。
ゴメスがもたらした彼女の死は夫や彼女の家族を不幸にし、結果的にはアル中だが憎めないペドロの命も奪い、ベンハミンの人生も変えた。

「終身刑ですよね」
最後にモラレスが言う。
貴方がそれを望むのなら、それでいいのだ。
もしかしたら虚しいままの人生を送る事になるかもしれない。
でも、貴方がそれを望むなら、それでいい。

事件の行方を確かめたベンハミンはイレーネの元に急ぐ。
実は私が一番驚いたのは、事件の顛末ではなくここだった。
冒頭と小説に描かれた駅での別れを見た時にベンハミンは成就される事の無い恋を心に秘め(眼差しで気持ちは垂れ流しだが)、幸せそうな家庭を持つイレーネの前から去って行くと思っていたからだ。

ベンハミンの顔を見て全てを察したイレーネは言う
「簡単じゃないわよ」

25年の間ベンハミンはずっと想っていたし、イレーネはきちんと旦那さんや子供と向き合うだろう。
それに迂闊にもこの時の笑顔が一番綺麗だと思ったし。これはこれでいいのかもしれない。

「扉を閉めて」

25年かけてようやく扉を閉めることが出来たなと思った。

*****

切ないラストになると思っていたのに最後の最後で思わぬハッピーエンド(なのかな?)でびっくりしました。
ま、これは好みの問題でしょうね。
私は虚しさと痛みを抱えたラストのほうが心に沁みると思ったけど、それはあまにも酷いのかな?
ま、これはこれでいいのかも。
(イレーネの旦那と子供は納得できんと思うがね)

なかなかの秀作だと思います。
演出も良かったし、役者さんも良いし(ゴメスが「電車じゃなくバスを使ってる」と言った時のベンハミンの表情とか見てるとね)、細かいところもきちんと拾ってあって面白かったですね。本当に映画として良く出来てる。

あと、やっぱり知識が豊富なほうが映画でもなんでも楽しめるなと思いました。
南米の歴史などもっと知っていたらもっと楽しめたはずですから。
知識は必要ですよ、ホント。

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進まないレビュー

長いテキストになっております。
映画、面白かったからダラダラ書いてしまいます。

後でバッサリと切り捨てるかもしれませんが、レビューって本当に難しいですね。
面白かった作品だと粗筋ばかり書いてしまうのが文才の無い所。

収拾がつかないので今日はこれで閉店ガラガラ。
明日も仕事ですし。

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バタバタお出かけ

先週は松山に帰省していたので「休んだーーー!!」といった感じではありませんでした。

一昨日の土曜は朝から公園掃除で終わってから家の掃除をしたし、やっぱり休んだ気がしませんでしたね。

で、この日曜日は午後から知人の個展に顔を出し(最終日だった)、銀座に出たついでだからかねてより見たかった映画を見ました。

個展は相変わらず素敵な絵で満足しました。

映画は・・・・サスペンスとしては楽しめたけどラブストーリーとしてはラストで「へっ?!」となりました・・・・ぬ〜ん、これは好みの問題かな。
途中までは「おおっ!久々に切ない大人の恋ですよ!!」ってな気分になったんですけどね。
物語は面白かったし、「ペドロ〜、あんたって奴は・・・」とペドロにしてやられました。
ペドロは別に“隣のペドロ”でも“主人公”でもないんですけどね。
映画のレビューは近いうちにします。
勿論、ネタバレのレビューになりますが。

映画はあと「十三人の刺客」と「リトル・ランボーズ」と「白いリボン」(←これは一人で行ったほうが良さそうな映画だ。基本的に一人で行くことが多いけど)が見たいな。
「インセプション」はどこか名画座でかからないかな〜と思ってます。
やっぱり映画は映画館で見たいな。

おっ!来週からNHK杯じゃん!

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焼け焦げた

松山に帰省中、甥っ子たちと釣りに行きました。
正直、行くつもりはなかったんですが甥っ子たちに
「一緒に行こや」
とせがまれたので。
ぬ〜ん。

まったく乗り気ではなかったのですが島に向かう船の上はなかなか気持ち良い。
天気も良かったし。
「船の上で受ける風も乙なもんだぜ」
といった気分になりました。

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瀬戸内は穏やかなものです。
海もきれいですしね。

私は魚釣りはしませんでしたが、この日は入れ食い状態で甥っ子たちも大喜びでした。
よかった、よかった。

が、しっかり日焼けしてしまいましたよ(泣)
釣りに行くなんて思ってもいなかったから油断したぜ・・・

前の日から甥っ子たちと遊びまくっていたので結構ヘロヘロになりました。
寝るとき以外はほぼ一緒だった気がしますが・・・・懐いてくれる甥っ子たちは可愛いが、いかせんオバハンは体力が・・・トホホ・・・

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ま、楽しんでいたようなので何よりです。

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帰ってまいりました

無事松山から帰宅しました。

母もしっかりるりさんと仲良く(と言うか四六時中ベッタリしていたと思われる)過ごしていたようです。

我々が帰宅してから話す事はるりさんの事ばかりで、先程も寝ている るりさんの様子を見に行き
「るりさ〜ん♡」
と声をかけ、
「チュ!」
と返事を貰い
「ちゃんとお返事するのよ♡」
と喜んでいました。

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可愛がってもらって良かったね〜。
しかもインコ・ベットまで作ってもらっておりました。

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温そうなベットでございます。
不器用な私に任せておけず
「可愛いるりさんのベットは私がつくる!!」
と思ったようですね。

そして
「るりさんと同じ部屋で寝るのよ♪」
と満面の笑みをたたえ母は和室に消えてゆきました・・・・

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るりさん・・・・なんて恐ろしい子・・・・

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満足していただけて良かった

「あなたはどうして踊り子を好んで描くの?」
「マダム、バレエにはあらゆるものがその中に存在するからです」

*****

今日は母と夫と私の三人にで横浜美術館で開催されているドガ展を見に行きました。

「美しいものが大好き♡」
と豪語して憚らない母は勿論美しい絵も大好きなので。

そこそこゆっくり見れる感じだったので嬉しかったですね。
今回の目玉である「エトワール」の前は満員電車並の混雑ぶりでしたが、それでも待っていればきちんと見れましたし。
黒の使い方が彼の友人のマネに似ているのも興味深かったし、一番の収穫は沢山の習作が見れた事かな。
以前、オルセー美術館に行った時もしっかり見たけど、ドガの部屋は少し暗くて狭かったから今回のほうがしっかり見れたような気がします。

私が西洋絵画を見て初めて「これ好き」と思ったのはドガでしたから、まとめて見れるのは非常に嬉しいです。
ただ、今回来ていない作品がいくつかあったのでそれが少々残念でした。
でも、充分満足しました。

母も楽しんでくれたようで良かったです。
るりさんの事もかなり可愛く思ってくれているようで、電車の中での会話の殆どがるりさんの事でした。

挙げ句、るりさんと同じ部屋で寝てもいい(と言うか寝たいみたいようだ)と言い出す始末。
時々、眠っているるりさんの様子を夫と二人でコッソリ覗き見したりしていました。

るり・・・・恐ろしい子・・・・

安心して明日は旅立てそうです。

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恐竜立ちをする るりさん。
あんた、色々な意味でホントに恐ろしい子ですよ・・・

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るりさん、下僕を増やす

母が泊まりに来ております。
私たちが留守にするのはもう少し先ですが、“インコ合宿”のために早めにやってきました。
別にそう特別なお世話が必要じゃないんだけど。

るりさんが人見知りするんじゃないかと心配しましたが、すぐに母にも懐きました。
良かった、良かった。
会った途端、ケージ越しの“あたまカキカキ”も要求しておりました。
偉そうだな〜。
ホイホイ言ってるりさんを構っている母も既に立派な“下僕”でございます。

我々が留守の間も仲良く過ごしてくれそうなので安心です。
ありがたい、ありがたい。

明日(ってか、もう今日か)は、感謝をこめて母の接待に努める所存でございます。

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葉っぱかな?葉っぱじゃないよ。

我が家のベランダには色々なお客さんがやってきます。

スズメの小さな群れだったり、バッタだったり、カマキリだったり、たくさんのてんとう虫だったり、尾長の夫婦だったり、山鳩だったり、春にはメジロだったり・・・・

先日、洗濯物を干そうとベランダに出ると葉っぱみたいなものが落ちておりました。
ぬ〜ん、この間ベランダを掃いたばかりだというのに・・・いや、これ葉っぱじゃない
私が葉っぱだと思っていたものはトカゲの死体でした。
しかも、上半身だけの死体。

う〜ん、気の毒に。
に、しても誰だ?こんな事したの?
まぁ考えられるのはカラスかな?どうせ食べるなら全部食べてやらなきゃトカゲも成仏できまい。
などと思ってふとエアコンの室外機の上を見ると猫の足跡がたくさんついておりました。
そういえばベランダにやって来るお客さんの中には猫も含まれております。
猫が犯人かも。

そんな千客万来なベランダで天気の良い日はるりさんを日光浴(鳥の健康維持のため日光浴は必要)させています。
勿論、我々がすぐ傍で見張っていますが。
なにかあったら、それは猫のせいではなく考えの足りない我々人間の落ち度ですから。

狩猟は猫の本能。
でも、さ、やっぱトカゲの死体を半分だけ残していくのは勘弁していただきたいですね。
さすがに一瞬ギョっとしましたよ。

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天気の良い日は水浴びの後に日光浴。
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ご先祖様ならともかく るりさんでは猫さんに勝てませんよ。
ウチでどんなに威張っていてもね。

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男か女か?!

さっきNHKのニュースを見てビックリしました。
松茸神社のあのオブジェ・・・あれはいかんでしょう〜。放送したら。
ちょっと目を剥きましたよ。
夫は横で
「ゴフッ!!」
と仰け反っていたし(笑)

ま、それはともかく「猛暑で松茸不作か?!」とか言われていましたが、このところの雨でグングン成長しているそうです。
良かったね〜と思うけど、不作でも豊作でも松茸は買えない食べないから関係ないのでございます。
わたしゃ〜しめじで満足ですよ。ええ。負け惜しみじゃなくて(笑)

*****

大人になってきたるりさんは最近コザクラインコらしく紙切りをして切り取った紙を腰に差すようになりました。

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まだ上手じゃないけど紙を切って

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腰に挿す。
ゴミが乗ってるように見えますが自分で挿したんですよ。
ゴミにしか見えないけど。

これはコザクラインコの女の子の習性ですが男の子でもするので、まだるりさんが女の子か男の子かは分かりません。

手を近づけると羽を広げ尾羽をクイッと上向きにします。
これも女の子の習性らしいけど、やっぱり男の子でもするらしい。
本当にラブバードの性別の判別は難しいです。

そんなるりさんですが、私が褒めながら顔を近づけるとかなりの確率で体をふくらませ尾羽をプルプルと振ります。
インコ本によるとその行動は「インコが満足した時にするもの」らしいです。
るりさん、褒められて満足してるのか。

今日も褒め讃えながらるりさんに顔を近づけるとるりさんは真ん丸に体を膨らませて尾羽をブルプル。
るりさんのクチバシと私の鼻をこすり合わせてイチャついていると、るりさんが突然エグエグと怪しげな動きをし始めました。

それを見ていた夫が
「るりさん、変な動きしてるよ、どーしたの?」
と聞いてきたので
「これはもしかしたら『吐き戻し』かも」
と答えると
「えっ!!妻の顔を見て気持ち悪くなったの??」
と失礼な事を言いました。
「インコに人間の美醜に対しての基準があるわけなかろう!『吐き戻し』は男の子インコが女の子インコに自分の食べた物を吐いて与えるという求愛行動のことを言うんだよ」
と教えました。

エグエグしている るりさんですが同時に相変わらず紙切り、飛行機ポーズもしてるし。
本当にどっちなんでしょうね?
男か女かハッキリせいや!!

ちなみにるりさんはゴーゴーにも水入れにもエグエグしています・・・
るりさんの中ではゴーゴーも水入れも私も同じなんですね。

そして、まだるりさんにエグエグして貰ってない夫はるりさんに向かって
「ワシにもエグエグしてくれ」
と言っています。
やでやで。

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ちょっとワクワクしてきましたよ。

昨晩、ジャパン・オープンの放送を見ました。
今シーズンの新プログラムが見れて楽しかったですね。

まだ充分滑り込んでいないのでミスもあったけど、今シーズンが楽しみになってきましたよ。

久々に見たプルシェンコ選手のニンジンスキーも嬉しかったな。
ロシェット選手のサムソンとデリラも彼女に合った良いプログラムで良かった。
バトルのグレン・グールドも素晴らしいプログラムで・・・もっと見たいスケーターですね。

今シーズンはロシェット選手もプルシェンコ選手(諸事情アリ)もウィアー選手もお休みで残念です。東京ワールドはどんな選手が来てくれるんでしょうか?
アメリカの女子も代表争いが熾烈そうですしね。

高橋選手、安藤選手はオリンピックを二回も経験しているせいかシーズンが始まったばかりですが安定していて良かったです。
やっぱり経験を重ねるってことは大きいですね。
高橋選手の四回転は高くて美しかった!!

滑り込んだら素敵なプログラムになるだろうなと思ったのはリッポン選手、浅田選手、小塚選手のプログラム。
シーズン後半にどうなっているのか楽しみです。

いよいよフィギュア・スケートのシーズンになったなとわくわくしますね。

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