「学生の頃に聞いていた音楽は胸を熱くさせるなぁ~」とつくづく思います。
中学に入ったばかりの頃は丁度、MTVが流行っておりました。
今や「びっくり人間」みたいになってしまったマイケル・ジャクソンもあの頃は本当に格好良かった。
私が彼を初めて見たのはポール・マッカートニーと歌った「SAY SAY SAY」(HGではありません)のプロモーションビデオでした。(後で仲たがいしたけどね)確かNHKの「海外ウィークリー」という番組だったと思う。
彼の「スリラー」のプロモーションビデオを電気屋で流すと人だかりが出来たものです。(その後、同じ現象を見たのは「だんご三兄弟」のプロモだった)
エンターティナーとして彼は超一流だったと思います。今、全盛期の頃のマイケルを見てもやっぱり凄いと思うもの。
彼のライバル(!?)だった、プリンスだって良かった。
「サイン・オブ・タイムス」のライブビデオを見ると必要以上に妖しく不気味でエロく素敵♪
背が低いものだから、いつもヒールの高い靴を履いてるのが泣ける。
歌い方がベチョベチョしていて、悪友共とよく彼の「キス」という曲の中の「ちゅば・ちゅば・ちゅば」を真似てお腹を抱えて笑ったもんです。(バカだ)
いや~、紫の殿下(プリンス)はいいよ。
ホール&オーツ、ビリー・ジョエル、スティービー・ワンダー、カルチャー・クラブ、REOスピードワゴン、デュラン・デュラン、ジェネシス、マドンナ、ティアーズ・フォー・ティアーズ、ユーリーズミックス、ブライアン・アダムス、インエクセス、スクリッティ・ポリティ、ZZトップ、ポリスなどいくらでも名前が出てくる出てくる。
80年代から90年代は洋楽ばかり聴いておりました。今でもこの頃の曲がかかると一緒に歌えます。もっともかなり怪しい英語だけど・・・。
土曜の夜はこっそり夜更かしをして「ベストヒットUSA」を見て、その後に古い映画(「追想」とか「モロッコ」などをやっていたんですよ。懐かしい・・・)を見て大満足して眠りについたものです。
その中で特にお気に入りだったのが「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌「パワー・オブ・ラブ」が一番有名だと思います。
最初に聞いたのは「ハート・オブ・ロックン・ロール」で「わぁ~、好きコレ♪」と思いました。
前奏の鼓動のような音から始まる痺れるようなサウンド・・・ヒューイ・ルイスの心地よいだみ声。
本当にドキドキしたものです。(今、聞いてもだけどね)
で、必死にラジオから彼らの曲を録音したりお金を溜めてアルバムを買いました。
見た目はアメリカのオジサンって感じの彼らだけど抜群のチームワークで歌うアカペラも素敵♪
なんでこんなに好きなのかって思っていたんですが、インタビューを読んで彼らの歌が「生活の為に働かなきゃならないごくごく普通の人達を歌ったもの」だからかも。
現に特に好きなの曲は「ワーキン・フォー・ア・リヴィン」や「シンプル・アズ・ザット」、「カップル・ディズ・オフ」だし・・・・(「頭にくるほど金は早く出て行く」というフレーズに泣く高校生でしたよ。私は・・・)
家族を持ち、犯罪に係わることもなく、仕事をしてそして死んでいく人々。そんな人達を歌い、そんな人達の為に歌う歌。
私にとって彼らの曲は馴染みのラーメン屋で食べるラーメンみたいなもので食べ終わったら「あー、美味しかった♪明日もがんばるぞっ!!」なんて思わせてくれる。
ライブもビデオで見たけど本当に格好良くて、派手では無いけどドンドン胸の鼓動が高まるようなステージ。チームワークもバッチリで、アカペラも素敵♪ヒューイの猛烈なハーモニカもクリスの情熱的なギターもシャイなショーンのキーボードも笑顔一杯のビルのドラムもお茶目なマリオのベースもジョニーの素敵なサックも・・・・もぉ最高!!
今ではメンバーが少し変わってしまったらしいけど(泣)、オリジナルのメンバーでタワー・オブ・パワーのホーンセクションも一緒であまり大きくない会場で生のステージが見れたらどんなに良いだろう・・・
叶わない夢ですけどね。でも、
Doin' It All For Everyman
そんな彼らの曲は今も胸を熱くします。
ハート・オブ・ロックン・ロールは今も生きている。
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